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更年期に腰痛が起きるのはどうして?その予防と改善方法を知っておこう!

更年期になると、ホルモンバランスが大きく崩れることで様々な不調が現れますが、良く起こる不調の1つに腰痛があります。更年期で起こる腰痛の中には、骨折による痛みだったり、ヘルニアが原因で痛みが発生している場合もあるので注意が必要です。更年期の女性たちに腰痛が起こりやすい理由や、腰痛を予防・改善する方法について解説します。

更年期の女性が腰痛になりやすい理由とは?

 

更年期によって腰痛が起きてしまう原因とは何でしょうか?

エストロゲンによる筋肉量の減少

更年期になると、卵巣から分泌されるエストロゲンの量が急激に低下します。エストロゲンが減ることで下半身の血流が悪くなったり、腰回りを支えている筋肉量が減ってしまいます。血流が悪くなると筋肉がこわばって固くなり、腰痛などの痛みを引き起こしやすくなりますし、筋肉量が低下することで体重がかかる骨盤を支えきれなくなり、身体に歪みが生じて腰痛が発生してしまうのです。

ホルモンバランスの崩れによる自律神経の乱れ

更年期は、エストロゲンの分泌量が減ることで女性ホルモンのバランスが大きく崩れる時期です。ホルモンバランスと自律神経には密接な関係があり、ホルモンバランスの乱れと同時に自律神経のバランスも崩れてしまいます。自律神経が乱れると痛みをいつも以上に強く感じたり、腰痛症状が悪化する場合があります。

ストレスによる痛みの増加

心も身体も様々な不調が訪れる更年期では、思うように身体が動かなくてイライラしたり、何でもないことに対して不安が募ったりとストレスを抱えやすい時期です。更年期になる45歳〜50歳の女性では、家庭や仕事の環境が変わってストレスを溜めやすくなっている人も多いことでしょう。このようなストレスは腰痛などの痛みを強くさせたり、その他の更年期症状を悪化させる原因になります。

更年期は骨折による腰痛にも注意!

 

腰が痛いと思っていたら、実は骨折していた…という事が起きやすいのが更年期です。どうして更年期になると骨折しやすくなるのでしょうか?

更年期は骨密度が低下する

エストロゲンには骨を強くする作用がありますが、更年期になってエストロゲン量が減ることで骨からカルシウムが溶け出しやすくなり、骨の密度が低下しやすくなります。外から見ただけでは分からなくても、骨の中を見るとスカスカになっていることがあるのです。このように脆い状態になってしまうと、ちょっとした刺激で骨折してしまいます。骨の密度が低下して弱くなることを骨粗しょう症と言います。腰の痛みが長引くと思ったら、実は骨折していたということもあるのです。

軽く見てはいけない骨粗しょう症

更年期になりエストロゲン量が減ってしまった人は、骨粗しょう症になりやすい状態になっています。骨折による腰痛は治りにくく、骨を固定するために動きが制限されて日常生活に支障が出たり、骨折が原因で筋肉量が減ることで更に腰痛になりやすい状態になってしまいます。骨折の症状の度合いによっては、寝たきりになることもあるのです。更年期以降の時間を健康に過ごすためにも、毎日しっかりとカルシウムを摂取して骨を丈夫にしておくことが大切です。

更年期の腰痛を軽くする方法

 

更年期に腰痛が起きてしまった場合、どうすればその症状を軽くすることができるでしょうか?

腰を温める

更年期が原因で起こる慢性的な腰痛が起きた場合は、湯船に浸かって腰を温めたり、ホットタオルを腰に当てて血流を良くしてあげましょう。腰を温めて血行を促進させ、筋肉のコリをほぐして柔らかくすることで腰痛症状を改善することができます。また、血流を良くすることで患部に溜まった痛みの原因物質を早く取り除くことができますよ。逆に、ぎっくり腰などの急性の腰痛は患部を冷やすようにしてください。

体重を軽くする

更年期になると、若い頃と違って代謝が悪くなり、体重が増えやすくなる時期です。体重が増えると、腰や膝などの負担が大きくなってしまいます。また、エストロゲン分泌の低下と共に筋肉が衰えてしまうと、ますます自分自身の体重を支えにくくなってしまいます。腰の負担を軽くするためにも、適度なダイエットで適正体重を維持するようにしましょう。

足腰の筋肉を付ける

加齢と共に筋肉は衰えてしまいますが、更年期になると更に筋肉量が低下しやすくなります。腰まわりの筋肉を刺激するストレッチや足腰を使うエクササイズを毎日行い、筋肉量を増やしてみましょう。筋肉量が増えれば骨盤をしっかり支えることができるので、腰痛の予防になります。また、ストレッチで筋肉を伸ばせば、固くなった筋肉を柔らかくして痛みを和らげることができますよ。

姿勢を良くする

腰痛で苦しむ人に多いのが、姿勢の悪い人です。座っている時や歩いている時など、いつの間にか猫背になっていませんか?身体の筋肉量や軟骨成分が減ってくる更年期では、背骨が曲がって猫背が癖になっている場合もあります。猫背になると、上半身の体重が背骨ではなく骨盤に多くかかるようになり、ますます腰痛が悪化してしまいます。姿勢を正して猫背のクセを治し、常に美しい姿勢で過ごすようにしましょう。

長引く腰痛はヘルニアの可能性も?

 

更年期に起こる長引く腰痛の中には、痛みの原因が椎間板ヘルニアである場合もあります。通常の腰痛と椎間板ヘルニアの違いや、どのように治療を行うかどうかを確認しておきましょう。

ヘルニアと普通の腰痛の違いは?

通常の腰痛は、腰まわりの筋肉に負担がかかり、筋肉が凝り固まって痛みが発生します。ヘルニアの場合は、元々あるべき臓器が正しい場所から飛び出してしまった場合に起こる症状です。腰痛の原因となる椎間板ヘルニアでは、背骨を構成する椎骨と椎骨の間に存在してクッションの役割をする椎間板の一部が飛び出し、神経を圧迫することで痛みが発生します。

更年期の女性はヘルニアになりやすい?

椎間板ヘルニアは、椎間板に強い力がかかることで発生します。中腰のまま長時間過ごしたり、重い物を急に持ち上げたりすることで椎間板ヘルニアになることがあります。更年期の女性の場合は、運動不足やエストロゲンの低下により筋肉量が低下して椎間板に負担がかかりやすくなっていますし、体重の増加や長年の姿勢の悪さなども影響して椎間板ヘルニアになりやすいと考えられています。

ヘルニアの治し方

ヘルニアになってしまった場合、痛みを取り除きながら様子を見る保存療法と、手術で飛び出した椎間板を切除する手術療法の2つの選択肢があります。保存療法では、痛み止めや筋肉のコリをほぐす薬を使ったり、神経ブロックといって痛みが発生している神経に局所麻酔薬やステロイドを注入し、痛みを抑える方法があります。保存療法で痛みを取り除くことができず、日常生活に支障が出る場合は手術療法に切り替えて治療を行います。

腰痛の気にならない楽しい更年期を過ごそう!

 

楽しい事があっても、腰の痛みが気になっている状態では心から喜べませんよね。このように、腰痛は日常生活に大きな影響を与えてしまいます。ホルモンバランスが乱れて様々な症状が起こる更年期を、自分らしく楽しく過ごす為にも、普段からストレッチをしたり姿勢を良くしたりして腰痛の発生を防ぐようにしましょう。長引く腰痛は、ヘルニアなどの他の病気が隠れている可能性もあります。症状が辛い時は我慢せずに早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

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